- 2020.01.10
- オフィスノウハウ
成功を手にするために「没頭力」を身につける
人間は、何かに没頭している時、最大限のパフォーマンスを発揮することができます。周囲から音が消え、考えるよりも先に身体が動き、すべての意識がある事象に注がれている状態。それが没頭している状態です。みなさんもきっと何度か経験したことがあるでしょう。この没頭する力を上手く使いこなすことができれば、仕事でも大きなパフォーマンスを発揮することができるはずです。今回は、そんな没頭力についてご紹介していきます。
没頭力は、環境で身につけられる
何かに没頭している状態は、人間の能力が最大限に発揮できる集中状態です。この状態を意識的に作り出すことができれば、仕事のパフォーマンスは向上し、あらゆるシーンで最大限の活躍が期待できるでしょう。そんな「没頭状態」を作り出すためには何が必要なのでしょうか。正直、意識的に「没頭状態」を作りだすのは大変なことです。そこで、まずは「没頭状態」になりやすい環境を作ることを心掛けましょう。没頭している時は、適度な緊張とリラックスのバランスが取れ、そのことに100%向き合えるような心理状態になっています。外部から干渉されにくく、自分だけのリラックスできる空間をつくることで、没頭するための準備をしてみましょう。
没頭力は、夢中になれる力
没頭力とは何かに夢中になることです。没頭力を鍛えるためには、まず「夢中になれること」「好きで好きでたまらないこと」を見つけることが近道です。そして没頭したいことを見つけたら、それを徹底的にとことんやり続けていきましょう。他のものと同時進行ではいけません。自分が決めたひとつのことを、徹底的にやり抜くことで、没頭する力が高まっていきます。人間の脳は、没頭して行った経験をしっかり記憶しています。没頭する時間を定期的に設けることで、そのうちどんな作業でも没頭状態に入りやすくなります。自分の好きなことを見つけ、没頭する習慣をつけていきましょう。
没頭力は、継続する力
「没頭したいけど、やりたくない」というものも中にはあるでしょう。はじめは好きな事だったとしても途中で嫌になることもあるでしょう。そんな時は、継続がとても大切です。嫌になっても、頭で考えるより身体を動かして、できる限り継続していきましょう。「作業興奮」というものがあり、嫌なことでも、作業を進めるうちに楽しくなってくる場合があります。それでも没頭できない場合は、自分なりの「制約」を作り、作業を行いましょう。作業を行う中で、どういった制約を設ければ、自分のパフォーマンスが上がるのか、何度かやっていくうちにルールが生まれていくはずです。そういった没頭するためのスイッチをいくつか持っておくことで、没頭力を自由に引き出せるようになるはずです。
まとめ
今回は、作業に集中し、高いパフォーマンスを発揮できる没頭力についてご紹介してきました。どんな作業にでも没頭することができれば、成功を手にしやすくなるでしょう。没頭力を高めるには、没頭する環境づくりと習慣づけ、そして継続するためのルール化が重要です。ぜひ、没頭力を鍛えて、成功者への道を切り開いていきましょう。