- 2018.08.02
- コラム
成功者が実践するセルフコントロール術
ビジネスにおいて自己管理能力はとても重要な能力のひとつ。自己管理ができる、できないで、仕事の効率性や成果は大きく変わってきます。そして、成功者と呼ばれる人や仕事ができる人の多くはこのセルフコントロール術に長けています。自分をコントロールすることができれば、夢や目標に効率よくアプローチすることができ、人生を豊かに過ごしていくことができるようになるはず。そこで今回は、成功者が実践しているセルフコントロールのコツについてご紹介します。
心をコントロールする
よくスポーツ選手などで心のコントロールに力を入れている方がいます。感情に左右されすぎると冷静な判断ができず、安定したパフォーマンスを維持することができないからです。これは日常生活やビジネスの場面でも同じです。ついつい感情的になり、不用意な発言や行動をしてしまったり、冷静さを取り戻せずミスを連発してしまったりしていませんか。感情は時として、大きな足かせとなります。「怒り」「焦り」といった感情をなくすことは難しいですが、それを制御することは可能です。それが心のセルフコントロールです。コツは、自分の思いから外れ、客観的に状況を見つめ直すことです。相手はどうしてそんな発言や行動をしているのか。自分は相手にとってどう映っているのか。感情が不安定になったときは、「客観的な視点」に立つことを癖にしていくといいでしょう。
体調をコントロールする
体は最大の資本です。体調を管理することは、ビジネスで長く活躍していく上でも、これからの人生を幸せに生きていくためにも、とても大切なことです。どんなに商談がうまくても、風邪や怪我で参加できなければ実力は発揮できません。体調不良が何度も続けば相手の信頼度も低くなっていきます。何より仕事への集中が削がれ、本来のパフォーマンスを発揮できないはずです。優秀なビジネスパーソンや成功者の方々には、日々ジムに通い、体を鍛えている方がたくさんいます。食生活や健康管理にお金を惜しむことはしません。それは、体調をコントロールすることの重要性を知っているから。自分の体へ投資することをおろそかにしている人は、大きなリスクを背負っているのと同じです。生活習慣を見直し、改善をしていくようにしましょう。
やる気をコントロールする
やる気を常に持つというのはとても難しいことです。ですが、「やる気」は仕事のパフォーマンスにおいてとても重要な要素です。モチベーションをどう高めていくかは、人材育成においても最重要項目のひとつです。やる気を高める方法は数多く存在しますが、その中のひとつに「自己肯定」という方法があります。これは「自分自身を認める」ということ。この作業はうまくできた。よく時間内にできたな。と自分で自分の仕事を褒める癖をつけるとモチベーションの向上につながるといわれています。これは当然「他者から褒められる」という状態でも有効です。お互いを認め合う、感謝し合うような組織環境に身を置くように心がけることも大切なことです。
時間をコントロールする
タイムイズマネーという言葉が示すように、成功者は「時間」の価値を高く考えています。自分の時間をどのように使うか、この意識を持たず、ただ漫然と時間を浪費する人は、成功までの道のりは遠くなる一方です。優先順位をつけ、「やるべきこと」に時間を使うように心がけましょう。そのためには、1日の時間を細かくマネジメントする癖をつけること、「やる必要のないこと」を見極めることが大切です。どちらも、仕事の中身を振り返れば簡単にできることです。忙しい時間を一度止めて、「時間をどう使うか」を考えてみるようにしましょう。
まとめ
今回は、成功者が実践するセルフコントロール術をご紹介してきました。セルフコントロールする項目は「心」「体」「やる気」「時間」です。どれも人生を豊かにしていく上でとても大切な要素です。他者に影響されるのではなく、自分のコントロール下にこれらの項目を置くことで、理想とする自分に近づけるはずです。ぜひ意識して日々を過ごしていってほしいと思います。