- 2017.09.19
- コラム
成功者から学ぶ。仕事上での5つの心掛けとは?
同じ仕事をしているのに、明らかに仕事ができる人。同じような事業なのに、大きな成功を収める経営者。仕事をしていると、そのような「この人は仕事ができるだろうな」と感じる人に出会うことが、一度や二度あると思います。男性・女性問わず、「仕事ができる人」「事業で成功を収める人」には、共通する仕事上のスタンス(心掛け)があるようです。今回は、様々な成功者の著書などに取り上げられる「仕事をする上での心掛け」をまとめました。
物事を客観的に捉える
仕事のできる人は、自分の考えばかりを人に押し付けるようなことはしません。人の意見と自分の考えを比べ、物事をフラットに考えるように心掛けています。自分の考えが間違っていた時は素直に認め、すぐに改善するための解決策に行動を移すことが出来るのです。どうしても自分の考えに固執してしまうという人は、常に自分の考え方の「利点」と「欠点」の両方を探すように心掛けてみてください。自分の考えを客観的に見つめる訓練になり、物事の正しい判断ができるようになります。
仕事を後回しにしない
どの仕事でも業務に追われ、ついつい仕事を後回しにしてしまうということは、よくあると思います。特にスタートアップ企業や経営に携わる方々は、毎日あらゆる仕事と、考えなくてはならない事案が、山のようにあることと思います。成功する人は、嫌なことを先送りにせず、「どう効率よく捌いていくか」を常に考えています。仕事のできる人ほど、仕事を前倒しで取り組みます。成功する経営者は、行動に移すまでの時間がものすごく早く正確です。ぜひ「瞬発力」を意識して、仕事に取り組むように心掛けてみてください。
「無理」と言わない
実現が難しいと思えるような事態に直面した時、ついつい出てしまう「無理」「できない」といった言葉。この言葉が出てしまった時点で、人は言い訳を考えたり、誰かに責任を転嫁させたりする思考に陥ってしまいます。成功する人の特徴に、ネガティブな言葉を使わないというものがあります。また、楽観的に物事を考える人が多いのも成功者の特徴です。まず、否定から入らず「どうしたら実現できるか」を模索すること。それが、思いもよらないアイデアに繋がったり、新たなコネクションづくりに繋がったりします。守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢を心掛けることが成功への近道になることは多々あります。
話すときに数字をからめる
経営者の方や、ビジネスで活躍してきた方には、当たり前のことかもしれませんが、「物事を定量化させた発言」というのは、相手を説得する上でとても大切です。仕事ができない人ほど感覚で物事を話してしまいがちです。仕事ができる人は、主観ではなく、数字で判断し伝えます。「少ない」ではなく「20回に1回」、「若い世代」ではなく「20代前半」など、より具体的な数字を使うことで、相手との認識のずれを極力避けようとします。仕事を円滑に進めるためにも、相手に説得力を与えるためにも、数字をからめた会話術を心掛けるといいでしょう。
どんな時も冷静さを失わない
仕事ができる人は、緊急事態やトラブルでスケジュールを乱される事がほとんどありません。スケジュールが乱れるほど、トラブルは連鎖していく可能性が高くなります。だからこそ、トラブルが起きたときほど、冷静に対処することが大切です。慌てることで正しい判断ができなくなり、実際よりも問題を大きくとらえ、事態を悪化させるなんてことも多くあります。まずは状況を整理すること。そして、自分だけでなく、関係者を冷静な状態に戻し、解決策を考えるように心掛けましょう。
まとめ
今回は、成功者の著書に頻出する「仕事のスタンス(心掛け)」についてまとめてきました。どれも少し意識するだけで実践できるものばかりだと思います。心掛けひとつで、仕事がスピーディに回ったり、事業が軌道に乗ったり、様々な変化が生まれていくものです。仕事に行き詰ったとき、新たな事業を始めるとき、困難に直面したとき、この5つの心掛けを思い出してみてください。