- 2019.10.17
- コラム
やる気を出す!セロトニン欠乏を改善する方法
「最近やる気がでない」「ストレスを感じやすくなった」そんな方は、もしかするとセロトニンが足りてないのかもしれません。人間が元気に活動するために不可欠な物質であるセロトニン。そのセロトニンが不足すると、無気力になりやすくなり、仕事へのモチベーションも低くなります。そこで今回、セロトニン欠乏を改善し、やる気を回復させる方法をご紹介していきます。
セロトニン欠乏とは
セロトニンとは、人間の覚醒状態を作り出す物質です。セロトニンが分泌されると、快感や幸福感を感じたり、やる気を引き出してくれたりします。逆にこのセロトニンが不足すると、無気力になってしまったり、不安やストレスを感じやすくなります。悪化すると、自律神経失調症になってしまったり、他人とのコミュニケーションに恐怖を感じ引きこもりになってしまったりする場合もあります。「朝起きると気分が悪くなる」「仕事に集中できない」そんな日々が続くようだと注意が必要です。
セロトニン欠乏の原因
セロトニン欠乏の原因は様々ありますが、代表的なものをいくつかご紹介します。日々の生活を振り返り、あてはまる部分がないかチェックしてみてください。1つ目は、リズム運動の減少です。歩くことや食事をとることなど一定のリズムで行う行動は、セロトニンを刺激してくれます。「家に引きこもり運動しなくなった」「ものを噛まずに飲む」なんて方はご注意ください。2つ目は、太陽を浴びないこと。人は太陽を浴びることでセロトニンレベルが高まります。仕事の関係で昼夜逆転の生活を送っている方は、太陽を浴びる時間をつくるようにしましょう。3つ目は、ネット環境に触れすぎること。長時間ゲームをしたり、ネットサーフィンをする生活を長年続けていると、セロトニン欠乏脳になってしまいます。現代人に多い原因のひとつなので、注意して生活するようにしましょう。
セロトニンを増やす方法
では、セロトニンを増やすためにはどうしたらいいのでしょうか。一番効果的なのは生活習慣を改善して、セロトニン欠乏の原因を取り除いてあげることです。「定期的なウォーキングやガムを食べるなどのリズム運動を増やす」「日光を浴びるようにする」「ネットやゲームをする時間を制限する」など規則正しい生活習慣を心がけていきましょう。また、セロトニンの材料となるトリプトファンやビタミンB6などを摂取することも改善に繋がります。トリプトファンは大豆食品や乳製品に多く含まれています。生活リズムの改善と合わせて、食生活も一緒に見直していくと、セロトニンが回復し、だんだんやる気が戻ってくるはずです。
まとめ
今回はセロトニン欠乏を改善してやる気を取り戻す方法についてご紹介してきました。少しでも「セロトニン欠乏かも」と思ったら、まずは生活習慣や食生活を振り返ってみるといいでしょう。何事もやる気がなければ、頑張ることも、楽しむこともできません。セロトニンを十分に分泌させて、やる気溢れる毎日を過ごしていきましょう。