- 2019.09.27
- コラム
脳の回転を上げる!前頭葉の鍛え方
仕事を早くこなしたい。仕事のできる人になりたい。そう思っても、なかなか上手くいかないものです。そんな方は、すこし見方を変えて、脳の回転を上げるトレーニングをしてみたらいかがでしょうか。どんな仕事でも、脳の回転はとても重要です。脳の回転を上げることで、仕事のスピードが早くなったり、コミュニケーションが上達する可能性は高まります。そこで今回は、脳の回転を上げるのに不可欠な前頭葉を鍛える方法についてご紹介していきます。
前頭葉の役割とは
前頭葉は、脳の司令塔的な役割を担っていて、物事を考えたり、行動に移したり、意思決定をコントロールする大切な器官です。特に前頭葉の大部分を占める「前頭前野」では主に創造・記憶・コミュニケーション・自制力を司っており、論理的思考を行う際に必要不可欠な組織となっています。この前頭葉の働きが活発だと、脳の回転が早くなり、情報処理能力や意思決定のスピードが向上します。ビジネスにおいても、日常生活を送る上でも、前頭葉を鍛えることは大きなメリットに繋がると言えるでしょう。
前頭葉を鍛えるメリット
では具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。まず挙げられるのは「モチベーションの向上」です。前頭前野は「やる気の脳」とも呼ばれており、鍛えることでモチベーションを向上させることができます。逆に前頭前野の能力が衰え始めると、やる気が低下し、「面倒だ」「いやだ」などといった負の感情を優先する思考回路が優位になってしまいます。仕事の源でもある「やる気」を引き出すためにも、前頭葉を鍛えることはとても重要なことなのです。また、前頭葉を鍛えることで「思考力」「行動力」を向上させることにもつながります。柔軟な思考で臨機応変に行動できるようになり、人とのコミュニケーション能力も向上します。物事の優先順位をつけるのが早くなり、段取りが良くなることで、仕事のスピードも早くなることが期待できるでしょう。
前頭葉を鍛えて脳の回転を上げる
では、どうやって前頭葉を鍛えればいいのでしょうか。それは日常的に前頭葉を刺激するような思考を行うことです。簡単にできることで言うと「家事」があります。煩雑で面倒だと思うことを日常から取り入れると前頭葉を大きく刺激してくれます。また、限られた時間内で料理・洗濯・掃除などをこなすには、効率よく作業をこなす必要があります。優先順位をつけ、同時に複数の作業を行うことは、前頭葉の活性化に非常に効果的です。特に料理は、同時並行で複数の作業を行うので、効果が高い家事と言えます。前頭葉を鍛える基礎トレーニングだと思って、率先して家事を行っていくと、仕事でもいい結果を生むことになるかもしれません。
まとめ
今回は、脳の回転を上げるために必要な前頭葉の鍛え方についてご紹介してきました。前頭葉を鍛えることで、モチベーションが上がり、思考力や行動力を向上させることができます。そしてその前頭葉を鍛えるためには、日常的に複数のタスクを同時に回す訓練が必要となります。そこで効果的なのが家事を上手く活用する方法。ぜひ日常に家事を上手く取り入れて、脳の活性化を行っていくといいでしょう。