- 2018.10.16
- コラム
集客率をアップさせるユニークな販売法
様々な商品やサービスが溢れている現代。なかなか商品のみで差別化を図るのは難しいものです。特にネットショッピングでの消費が拡大している現状では、実店舗での販売促進はさらに厳しくなっています。そんな中、どうにか消費者を店舗に誘導するため、リアルな店舗を持つ企業では、様々な集客率アップのアイデアが実施されています。そこで今回は、面白い方法で集客率をアップさせた販売方法についてご紹介します。
犬が店舗まで誘導する勧誘
人通りの多いある広場に一匹の犬が繋がれています。その横には「サプライズを見逃さないで」と書かれた看板が。「なんだろう」とその犬のリードを手に取ると、犬が歩き出し、ついていくとお店の前に。これは、ハッシュ・パピーというアパレルブランドが実施した販促キャンペーンです。犬と一緒にお店についた方には、クーポン券がプレゼントされます。集客率のアップだけでなく、ブランドイメージの向上にもつながるユニークな販促方法です。
ぐっすり眠れる寝具ショップ
ニューヨークにある寝具ショップ「COCO-MAT」。このお店では、無料のドリンクと一緒に2~3時間程度、お店のベッドで睡眠をとることのできるサービスを実施しています。やはり一度寝てみないと、ベッドの良さは分からないものです。かといって勝手にお店のベッドで寝る訳にもいかない。そんな消費者心理をとらえ、ベッドのお試し販売を実施した大胆かつ戦略的な販売方法といえるでしょう。ベッドを買うつもりがなかった人へのアプローチもできる点が素晴らしいアイデアです。
男性客を引き寄せるオッサン・デー
女性に人気の飲食店が、男性客の増加のために実施したサービスが「オッサン・デー」。よく「レディース・デイ」はありますが、男性向けのサービスはあまり聞きませんよね。このサービスは、「オッサンもしくはオッサンと一緒に来店した女性」が対象。ネーミングの面白さもあり、SNSなどに写真を投稿したりして、話題を拡散する狙いもあります。最近では、このように「SNSに発信・シェアしたくなる」話題性のあるサービスを展開する企業が増えてきています。
まとめ
今回は、集客率をアップさせるためのユニークな販売法についてご紹介してきました。様々な企業が色々な方法で、「お店に足を運びたくなるアイデア」「ついつい商品を買いたくなるアイデア」「SNS等で話題にしたくなるアイデア」などを考え、サービスを展開しています。大切なのは、企業の押し付けではなく、消費者の気持ちに立ったアイデアであること。そこに少しユーモアをプラスしてあげれば、きっと面白い販促キャンペーンになるはずです。集客が難しい今だからこそ、アイデアを活かして、ブランド力を高めていってほしいと思います。